要介護1の母の預金5,000万円が「凍結寸前」!家族信託で大切な資産を守り抜いた、長男の賢明な選択

事例の概要

◆利用したサービス
家族信託組成コンサルティングサービス(プランA・金銭)※
◆ご家族構成・居住地
父(84歳)=さいたま市浦和区在住
母(82歳) =さいたま市浦和区在住 ★委託者★
長男(55歳)=さいたま市浦和区在住 ★受託者★
次女(53歳)=東京都西東京市在住 
◆信託財産
金銭5,000万円
◆解決までの期間
2ヶ月班
◆相談者
長男(高坂 浩司  様(仮名))

※「家族信託組成コンサルティングサービス(プランA・金銭)」とは、現金の管理に特化し、信託スキーム設計から契約書作成、公証役場や信託口口座開設の調整業務を一括して代行するサービスです。不動産を含まないため導入のハードルが低く、認知症による凍結リスクに備えて「まずはお金だけでもしっかり守りたい」という方に最適です。

お母様が要介護認定を受けたことで「このままでは資産が凍結されるかもしれない」という不安を抱えたご家族が、専門家との対話を通じてご家族にピッタリの家族信託を設計し、将来のお金の管理に対する心配を解消された事例です。

1.ご依頼の背景:ネット検索では解消できなかった「迷い」

高坂様ご一家にとっての転機は、同居されているお母様が「要介護1」の認定を受けられたことでした。 これまでご家族のためにと堅実に築いてこられた大切な預貯金。しかし、日々の生活の中でお母様が銀行手続きに戸惑う姿を見るたび、高坂様の中にはある懸念が膨らんでいきました。

「もし、このまま判断能力が衰えてしまったら……」

ある日突然、口座が「凍結」され、生活費や介護費用が引き出せなくなるかもしれない。そんな現実的なリスクが目前に迫っていました。「何か手を打たなければ」とインターネットで検索を始めましたが、そこには「成年後見」「家族信託」「代理人制度」など、多くの単語が並ぶばかり。

「母の今の状態で、家族信託は使えるのか?」 「代理人制度と何が違うのか?」

調べれば調べるほど、「自分たちにとっての正解」が分からなくなってしまった高坂様。「ネットの情報だけでなく、専門家の視点から一番良い道を教えてほしい」という強い想いで、ミラシアへのご相談を決意されました。

2.解決までの道のり / ミラシアだからできたこと

ステップ1:初回相談で、ぼんやりとした不安を「こうすれば大丈夫」へ

お問い合わせ当初、高坂様は「母の今の状態で、本当に家族信託が使える?」「他の制度と何が違うの?」といった疑問や、「いつ資産が凍結されるか分からない」という焦りの中にいらっしゃいました。ご自身で調べたものの、情報が多すぎてどれが一番いい方法なのか分からず、最初の一歩を踏み出せずにいたのです。

私たちはまず、相続や家族信託を専門に扱う司法書士が、高坂様が安心してお話しいただけるよう、ご都合の良い休日の時間帯に面談を設定しました。これまで2,000件を超えるご相談をお受けしてきた経験から、ご家族の状況や資産のこと、そして「これからどうしていきたいか」という想いを丁寧にお聞きしました。

その上で、家族信託だけでなく、他の選択肢のメリット・デメリットも客観的にご説明し、なぜ今回のケースでは家族信託が一番良い方法なのかを、専門家の視点から分かりやすくご提案しました。 専門家から複数の選択肢を比較した上での明確な提案を受けたことで、高坂様の心にあった霧が晴れていくようでした。「自分たちのケースでも、まだ打てる手がある」「この道筋で進めば、母の資産を守れる」という確信が、ぼんやりとした不安を「この道なら大丈夫」という希望に変えていきました。一人で悩んでいた時には見えなかったゴールまでの道筋がはっきり見えたことで、安心して次のステップへ進む決意を固めていただけました。

ステップ2:お父様は「予約型代理人」、お母様は「信託」。最適な組み合わせを設計

方向性が定まった後は、具体的な設計です。 今回はお母様の対策がメインでしたが、同時にお父様の将来の管理についても考慮する必要がありました。そこで、お母様については柔軟な資産活用ができる「家族信託」を設計する一方で、お父様については金融機関の「予約型代理人」制度を設定することをご提案しました。

「家族全員を無理に家族信託でまとめる」のではなく、お父様の資産状況やご意向を踏まえた上で、より簡易な手続きで済む代理人制度を選択するという「適材適所」の判断です。 ミラシアの専門家が、ご家族全員にとって負担が少なく、かつ最も効果的な形をオーダーメイドで作り上げたことで、高坂様は「これなら安心してお任せできる」と心から納得されました。

 私たちは、単に資産凍結を防ぐという目的だけでなく、高坂様ご一家の「想い」を何よりも大切にしました。専門家の司法書士が専任で担当し、お母様だけでなく、お父様、高坂様ご自身の意向も丁寧に汲み取りながら、ご家族のためだけのご契約内容を一緒に作り上げました。お金の管理方法についても、これまでの豊富な実務経験を活かし、スムーズな手続きができる方法をご提案することで、手続きのご負担をできるだけ軽くしました。 

複雑に思えた手続きも、専門家が最後までサポートすることで驚くほどスムーズに進み、「いつ凍結されるか」と心配する日々が終わりました。これからは何かあってもこの信託契約が家族を守ってくれる、という確かな安心感を手に入れることができたのです。

ミラシアのノウハウ~家族信託だけではない、多角的な視点からの提案~

高坂様が抱えていた「どの制度を選べばいいか分からない」という悩みに対し、私たちが即座に解決策を提示できた理由は、ミラシアの持つ専門性の広さにあります。

私たちは家族信託の専門家であると同時に、「予約型代理人」や「任意後見」「成年後見」といった、他の財産管理制度にも精通しています。 「家族信託しか扱わない」のではなく、あらゆる選択肢(引き出し)を持っているからこそ、例えば「予約型代理人」を使った場合の手軽さとデメリット(範囲が限定的である等)を、家族信託と比較して客観的に説明することができます。

今回のケースでも、複数の制度のメリット・デメリットを整理した上で、「柔軟性や資産保全の確実性を考えると、今の高坂家には家族信託がベストである」という根拠のあるご提案ができました。

3.得られた結果

専門家が手続き完了まで伴走したことで、ご家族は以下のような安心を手に入れられました。

  • お母様の約5,000万円の金融資産について、万が一認知症などで判断能力が低下しても、凍結されることなくご家族が管理・活用できる仕組みが整いました。

  • お父様については金融機関の「予約型代理人」を設定したことで、将来ご自身で手続きができなくなった際も、スムーズに預金の払い出しができる準備が整いました。

  • ご家族だけで抱えていた「いつ凍結されるか分からない」という焦燥感が解消され、資産凍結のリスクを未然に防ぐ「守りの体制」を確実に構築できました。

  • 「また銀行で手続きが滞るのではないか」という日々のストレスから解放され、お母様の介護やご家族との時間に専念できる環境が手に入りました。

4.担当司法書士から

今回のケースで最も重要だったのは、お母様の判断能力が低下しきる前の「時間との勝負」でした。 しかし、一般の方が「家族信託」「予約型代理人」「成年後見」などの違いを正確に理解し、自分に合うものを選ぶのは至難の業です。悩んでいる間に時間が過ぎてしまうケースも少なくありません。

私たちがこの課題を素早く解決できたのは、幅広い選択肢を持っていたからです。「親の物忘れが気になる」「どの制度を使えばいいか分からない」。そんな時は、ぜひ私たちにご相談ください。豊富なノウハウを持つ専門家が、あなたの迷いを整理し、ご家族にとっての「一番良い道」を一緒に見つけ出します。

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